2007年11月07日
冬に備えて
北陸に所在するこの会社の沿線は、冬が来ると一変します。
特に奥越地区を走る勝山永平寺線は福井県内でも屈指の
豪雪地帯でもあり、例年朝晩冷え込みが厳しくなり始める
11月にもなると、長い越冬に向けた準備に忙しくなります。

先日から当社のラッセル機関車であるテキ521-522号の
試運転が8日まで続けられています。
毎年福井口~勝山までの試運転第一便には、フロントの大きな
ラッセル用の羽根の下部に軌条より6センチの高さに溶接した
薄い鉄板が取り付けられます。
これはラッセル運転の際に、実際この大きな羽根を軌条6センチ
(げんこつ一握り分)まで降下させるのですが、そこに軌道や踏切の
改修工事が毎年連日どこかで施されているのが影響します。
これらの工事は通常の電車での走行には何ら問題もないのですが、
ここまで軌条スレスレの余裕高さでの車両走行はラッセル時に
しかないため、必ず試運転の第一回目の走行を前に取り付けられ、
異常がないのをチェックしているのです。へぇ~~


先日の三国港イベント展示の際は、羽根を目一杯上げての
走行だったため、事前の試運転は行われておりません。
また三国芦原線沿線の海岸に近い平野を走る一帯は、ラッセル
運転をする程の降雪はまずないため、原則ラッセル機関車の
入線はありません。一昨年の豪雪の際に白昼試運転で西長田まで
乗り入れしたくらいです。三芦線でのテキ521-522使用の
ラッセル運転本番はここ数年はありませんでした。
今日(7日)は、私も休みでしたので運転台に便乗させて
頂きました。実際ハンドルを握るのは新人の運転士さん達で
(私もこの会社での経験年数は短いんですが、先日三国港まで
担当したばかりなので)、非番の運転士+指導運転士のペアで
福井口~永平寺口間を一往復しました。


ブレーキ弁がM-24の直通ブレーキ付き自動ブレーキのため、
最後のAMA自動ブレーキ車が引退した後に免許を取得した
運転士にとっては練習が必至の至難のワザとなる訳で、それは
もう一所懸命でしたよ。
感が肝心な自動ブレーキの操作ですが、慣れると神業のような
テクニックでブレーキ弁そして電車を操ることが出来ます。
昔の電車は、地元名鉄でもまさにこの操作をごく当たり前の
ようにこなしていた訳で、この会社に入社の頃はまだ2100形も
自動ブレーキと三管式直通ブレーキ車が混在しており、地下鉄の
電気指令式の回生ブレーキしか扱ったことは無かった私にとっては、
電車の運転で初めてブレーキの怖さを覚えカルチャーショックを
覚えたものです。
しかし最後の自動ブレーキ車(MC2105-6)の編成が引退する
頃には、やっと操作も慣れ、ショックも無く停止位置に止めれる
ようになったものです(全駅とはいいませんが。笑)。
6日はJR北陸線でも南福井よりラッセル車の試運転が行われ、
丁度福井口駅停車中に頭上の高架線上を高速で通過して行きました。
あちらは冬支度の風物詩のように全国ニュースでも放映されるの
ですが、こちらの試運転は地元のTV局すら取材に来ません。
はるかに絵になるんだけれどな……
特に奥越地区を走る勝山永平寺線は福井県内でも屈指の
豪雪地帯でもあり、例年朝晩冷え込みが厳しくなり始める
11月にもなると、長い越冬に向けた準備に忙しくなります。
先日から当社のラッセル機関車であるテキ521-522号の
試運転が8日まで続けられています。
毎年福井口~勝山までの試運転第一便には、フロントの大きな
ラッセル用の羽根の下部に軌条より6センチの高さに溶接した
薄い鉄板が取り付けられます。
これはラッセル運転の際に、実際この大きな羽根を軌条6センチ
(げんこつ一握り分)まで降下させるのですが、そこに軌道や踏切の
改修工事が毎年連日どこかで施されているのが影響します。
これらの工事は通常の電車での走行には何ら問題もないのですが、
ここまで軌条スレスレの余裕高さでの車両走行はラッセル時に
しかないため、必ず試運転の第一回目の走行を前に取り付けられ、
異常がないのをチェックしているのです。へぇ~~
先日の三国港イベント展示の際は、羽根を目一杯上げての
走行だったため、事前の試運転は行われておりません。
また三国芦原線沿線の海岸に近い平野を走る一帯は、ラッセル
運転をする程の降雪はまずないため、原則ラッセル機関車の
入線はありません。一昨年の豪雪の際に白昼試運転で西長田まで
乗り入れしたくらいです。三芦線でのテキ521-522使用の
ラッセル運転本番はここ数年はありませんでした。
今日(7日)は、私も休みでしたので運転台に便乗させて
頂きました。実際ハンドルを握るのは新人の運転士さん達で
(私もこの会社での経験年数は短いんですが、先日三国港まで
担当したばかりなので)、非番の運転士+指導運転士のペアで
福井口~永平寺口間を一往復しました。
ブレーキ弁がM-24の直通ブレーキ付き自動ブレーキのため、
最後のAMA自動ブレーキ車が引退した後に免許を取得した
運転士にとっては練習が必至の至難のワザとなる訳で、それは
もう一所懸命でしたよ。
感が肝心な自動ブレーキの操作ですが、慣れると神業のような
テクニックでブレーキ弁そして電車を操ることが出来ます。
昔の電車は、地元名鉄でもまさにこの操作をごく当たり前の
ようにこなしていた訳で、この会社に入社の頃はまだ2100形も
自動ブレーキと三管式直通ブレーキ車が混在しており、地下鉄の
電気指令式の回生ブレーキしか扱ったことは無かった私にとっては、
電車の運転で初めてブレーキの怖さを覚えカルチャーショックを
覚えたものです。
しかし最後の自動ブレーキ車(MC2105-6)の編成が引退する
頃には、やっと操作も慣れ、ショックも無く停止位置に止めれる
ようになったものです(全駅とはいいませんが。笑)。
6日はJR北陸線でも南福井よりラッセル車の試運転が行われ、
丁度福井口駅停車中に頭上の高架線上を高速で通過して行きました。
あちらは冬支度の風物詩のように全国ニュースでも放映されるの
ですが、こちらの試運転は地元のTV局すら取材に来ません。
はるかに絵になるんだけれどな……
> ですが、こちらの試運転は地元のTV局すら取材に来ません。
> はるかに絵になるんだけれどな……
良い題材なのに勿体無いですね。
会社から放送局へ試運転日の案内などを出して、取材してもらえないものなのかな、
と素人考えしてしまいました。